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北海道民医連新聞

いきいき医学生!

地域に寄りそう医療実感?地域医療フィールド・苫小牧
2009-07-21 12:10


 目的は「苫小牧病院が行っている医療を学ぶ」で、医療から在宅まで、さらには医療にかかれない方たちにも積極的にかかわる民医連の医療を医学生たちに十分に感じてもらうことができました。
 
 4日は苫小牧病院恒例の院内コンサートが開催されており、参加した学生も患者さんの移送を手伝い、宮崎有広院長をはじめ職員で構成するリコーダーアンサンブルの演奏や、越智比呂子医師のピアノ演奏などを一緒に楽しみました。
 
 その後は在宅で療養している患者さん宅で、病院に対する思いなどを聞いたほか、患者さんや働く人々のおかれている状況、ホームレスの状況などの講演を聞きました。
 ホームレスから脱した加藤一美さんらが、「本当に困っても行政は何もしてくれなかった」と、今の日本でセーフティーネットが機能していないことを、過酷な体験を交えて話しました。
 
 翌朝は4時起きでホームレスの早朝パトロール。
 苫小牧社保協の浅間如二事務局長(苫小牧病院地域健康課長)や加藤さんらの引率で、苫小牧駅やフェリーターミナル、市内の公園などをを回りました。
 
 苫小牧駅では、加藤さんが寝泊まりしていた場所に案内してくれました。
 加藤さんは、「昨年の12月末からここにいて、ホームレス自立支援ネットの畠山忠弘さんに助けられました」とリアルに野宿生活の辛さを話しました。
 
 今回のパトロールではフェリーターミナルに1名、港近くの公園に1名の野宿者がいました。公園のあずまやで野宿をしていた人は「1週間何も食べていない、最近は風邪気味」としきりに咳をしていました。
 
 学生はまとめのディスカッションで、「勤医協苫小牧病院は患者さんとの関係を人間と人間との関係として接している。貧困や医療からあぶれた人から目をそむけない。友の会の方を引きつけている」「いつでも、どこでも、誰もがかかれる安心の医療に向けた民医連の取り組みを多くの人々に知らせたい」などと話し合っていました。

(引地寿彦:県連事務局)

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